MacBookのロジックボード故障時の対処法?交換・修理時の料金、注意点など徹底解説!

「Macのロジックボードが故障してしまって困っている」

「修理・交換する場合の料金や期間など相場を知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、MacBookのロジックボードが故障した際の対処法や、修理・交換する際の料金・期間の相場について解説します。

MacLogicRepairのご案内

ロジックボード修理価格

18,000円~

私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。

目次

MacBookの中でも重要なパーツであるロジックボードとは

MacBookのロジックボードは、コンピューターの「頭脳」とも言える部分で、様々な部品をつなぎ合わせ、一緒に働かせるための基盤です。

例えば、計算を行うCPUや、データを一時的に保存するRAM、画面に映像を表示するためのグラフィックスカードなど、重要な部分がロジックボードにつながっています。

ロジックボードが正常に動作しないと、コンピューター全体が正しく動かなくなってしまうので、とても重要な部品になります。

ロジックボードが故障した場合の症状

MacBookのロジックボードが故障した場合のよくある症状としては以下のような症状が見られます。

  • 電源が入らなくなる
  • 充電ができなくなる
  • 特定操作時に動作が止まる
  • マウスが動かない
  • 液晶画面が映らない
  • 液晶画面の映像が乱れている
  • ファンの制御がおかしくなる 

このような症状がみられる場合は、ロジックボードの交換・修理が必要な可能性が高いです。

詳しい症状や原因は「MacBookのロジックボード故障時の症状や原因を解説!対応方法も紹介」でも解説していますので参考にしてみてください。

ロジックボードが故障した際の対応方法

MacBookのロジックボードが故障した際の対応方法としては、以下の3つが挙げられます。

  • PRAMリセット・SMCリセットを試してみる
  • 業者へ修理依頼をだす
  • 業者へ交換依頼をだす
  • 自分で修理をおこなう

ロジックボードが故障していても、症状によっては元の状態に戻すことも可能です。自分で修理をする方法は元に戻らない場合もありますのでオススメしません。

ロジックボードを交換するのがいいのか、修理するのがいいのかは、「 Macのロジックボードが故障した時の「交換」と「修理」の違いは?」で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ロジックボードは交換よりも修理がオススメな理由

MacBookのロジックボードを直す場合は、先ほどお伝えした通り、「交換」と「修理」の2つがあります。

ロジックボードの「修理」が出来ることを知らずに「交換」対応を選ばれるケースも多いですが基本的にまず「修理」ができないかを検討してみるのがオススメです。その理由は以下の2点です。

修理料金が安くなりやすいのでオススメ

まず1つ目の理由が料金が「修理」対応の場合の方が安くなりやすいからです。

ロジックボードは仕入値でも40,000〜50,000円かかってくる高価なパーツです。そのため、交換する場合はこの仕入値に人件費やパーツ送料などが加わった金額が請求されるため、場合によっては料金が10万円を超えてきます。

一方で「修理」対応の場合は、ロジックボード自体を入れ替えるわけではなく、一部分を修理する方法のため、パーツ代を抑えることができます。お店によっては20,000円台で修理可能なところもありますので、最大5倍ほど料金が変わる可能性があります。

ただ、「修理」対応であっても店舗によって必要な料金が高くなるケースもあるので注意が必要です。「Macのロジックボードの修理料金が高いのはなぜ?安いお店探しのコツも紹介」という記事で詳しく解説していますのでご確認ください。

データを残せるので修理がオススメ

また、費用の観点だけでなく、データを残すという点でもロジックボードは交換よりも修理対応がオススメです。

最近、発売されているMacBookのロジックボードは、SSDやHDDといったデータを保存する部分が一体化されているタイプが多いです。つまり、ロジックボードを交換する場合は、このデータが保存されているストレージも交換することになるため、データがすべて消失する可能性が高いです。

一方で、修理が可能であれば、データが保存されているロジックボードをそのまま利用することができるため、高い確率でデータはそのままMacBookを使うことができます。詳しくは「ロジックボードが故障!?データを残すには修理一択【Mac】」という記事でも解説しています。

ロジックボードを修理する場合の費用や具体的な流れ

MacBookのロジックボードを修理する際に発生する費用や具体的な流れを紹介します。

ロジックボードの修理料金相場や修理期間目安

修理先料金相場修理期間の目安
Appleストア・正規サービスプロバイダ
(AppleCare+加入時)
100,000円前後
※ロジックボード交換での対応
5~7日
一般の修理業者18,000円~40,000円即日~7日
2024年5月23日時点

ロジックボードの故障状態や店舗によっても異なるので、あくまで上記は参考程度にご覧ください。

なお、Mac修理の専門店「MacLogicRepair」では、すべての修理を直接従業員がおこなっているため、他店では提供が難しい価格での修理も可能です。

ロジックボードの修理・交換も18,000円(税込)から承っておりますので、Macの故障でお困りの方はぜひご相談ください。

ロジックボードを修理依頼する場合の具体的な流れ(弊社の場合)

STEP
お問い合わせ

お電話・メール・LINEお好きな方法でご連絡くださいませ。じっくりお話をお伺いいたします。

STEP
概算お見積りご提出

お話の内容よりおおよその診断を行い、概算のお見積もりを提示致します。

STEP
修理品を持ち込む又は発送する

直接お持ち込みいただくか、修理品を当店にお送りください。 運送会社の指定はございませんがご購入時の箱がない場合は、ヤマト運輸のパソコン宅急便をおすすめしております。

送り先・持ち込み先住所は【〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目18-16 トーシンハイム新宿606】となります。

※往復分の送料はお客様のご負担となります。

STEP
修理実施

概算のお見積もりから変動がないようでしたら、迅速に修理作業へと移行します。 事前にお知らせしたお見積もりから1円でも高くなるようでしたら、金額をご連絡し、了承後の修理開始となります。勝手に修理を行い、見積額以上のご請求をする事はありません。ご安心ください。

STEP
修理完了及び修理品のご返却

修理完了をメールにてご連絡致しますので、記載されている口座に、Mac修理代金をお振り込みいただき、ご入金確認後に修理完了品をヤマト便にてご返送致します。

直接お引き取りのお客様は、修理代金を店頭にて現金支払いの後、お渡しとなります。

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ロジックボード修理価格

18,000円~

私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。

ロジックボードの修理事例

ここからは実施にあったロジックボードの修理事例をいくつかご紹介いたします。具体的な修理内容や流れや金額などが確認できるのでぜひ、参考にしてみてください。

ロジックボード修理事例① 飲み物をこぼしてしまった

1つ目のロジックボード修理の事例は、飲み物(ミネラルウォーター)をいくつかこぼしてしまったという事例です。

機種MacBookAir
症状電源を押しても起動しない
故障原因水没(ミネラルウォーターをこぼしてしまった)
修理内容・ロジックボードの洗浄
・腐食したパーツ・ICの交換
見積金額25,000~35,000円(ロジックボードの故障かつ修理可能であった場合)
実際の修理費用28,800円※送料は別途

広島県にお住まいのT様より依頼いただいた事例です。(東京近郊以外の依頼も可)

愛用のMacBookに水をこぼしてしまい、電源が落ちてしまったので暫く様子を見ることに。ただ、その後もまったく起動しなくなったため、弊社にご相談いただきました。

お電話にて、お使いの機種や状況を伺ったのち、ロジックボードの故障かつ追加修理などがなければ25,000~35,000円と仮見積の金額をお伝え、T様の意向を確認。

T様より「見てもらいたい」と依頼をいただいたので、Macを送っていただいたのちに修理を開始しました。

ロジックボード修理事例① 調査〜修理結果

故障の原因を特定するために調査を開始。アダプタを取り付けてのランプ点灯確認や、別のキーボードを用いて確認しましたが電源が入らなかったため、ロジックボードの故障と判断しました。

他のパーツの故障も確認した上で見当たらないため、MacBookを分解したところ、ボード裏側に広範囲の水没が確認できました。

広範囲に渡る水没があった場合、交換対応となる修理ショップがほとんどですが、今回は広範囲の水没ではあるものの可能と判断し、修理を続行しました。

ロジックボードの洗浄後は腐食したパーツの交換です。今回のケースでは「CPUにクロック信号を送るIC」と「充電を行う回路のチップ抵抗」の2箇所を交換しました。

最後はチェック項目にそって動作確認を実施。今回はチェック項目も問題無くクリアし、全デバイスの動作も正常だったため、無事修理完了です。

ロジックボード修理事例② 急に電源が入らなくなってしまった

2つ目のロジックボード修理の事例は、コンデンサが故障してしまっていたという事例です。

機種MacBookPro
症状電源を押しても起動しない
故障原因経年劣化(コンデンサの故障)
修理内容・コンデンサの交換
見積金額36,800円~40,800円(ロジックボードの故障かつ修理可能であった場合)
実際の修理費用39,800円

東京都にお住まいのY様より依頼いただいた事例です。(持ち込みなので送料はなし)

長年利用していたMacBookの電源がつかなくなってしまい、Appleストアに持ち込んだところ、ロジックボード交換で14万円程度かかると伝えられたそうです。修理金額も高額かつ、データがなくなってしまうというのが嫌で何とか修理できないかとご相談いただきました。

修理が可能であれば、データは失わずに復旧可能なので見積り金額をお伝えした上で、調査〜修理を開始しました。

ロジックボード修理事例② 調査〜修理結果

故障の原因を特定するためにまずは状態を確認。USB-Cアダプタを挿し込むと、通常だと20Vの出力がある所、5Vしか出力されていない状態でした。

この時点でほぼ間違いなく、ロジックボードの故障と断定できます。分解して、中身を確認しましたが水の跡などは全くなくきれいな状態でした。

他の部品(トラックパッドや電源ボタン)の故障で起動しない場合もあるので、ロジックボードのみで試してみましたが、こちらも起動しなかったため、ロジックボードの故障と確定しました。

故障部分を探していったところ、コンデンサという部品が故障しているのを発見しました。

原因がわかったので故障しているコンデンサを新品に交換して、最後に動作確認を行い、修理完了です。

ロジックボード修理事例③ アダプターのランプが点灯するも起動しない

3つ目のロジックボード修理の事例は、アダプターのランプが点灯するも電源が起動しないという事例です。

機種MacBookAir Retina 15インチ
症状電源を押しても起動しない(アダプターのランプは点灯)
故障原因経年劣化(コンデンサの故障)
修理内容・コンデンサの交換
見積金額25,800円~32,800円(ロジックボードの故障かつ修理可能であった場合)
実際の修理費用28,800円※送料は別途

愛媛県にお住まいのS様より依頼いただいた事例です。(東京近郊以外の依頼も可)

水没等の心当たりはなく、ある日突然、MacBookが起動しなくなってしまったというご相談でした。アダプターのランプは点灯しているかお尋ねすると、オレンジ色に光ってるとの事でした。

お電話にて、お使いの機種や状況を伺ったのち、ロジックボードの故障かつ追加修理などがなければ25,800~35,000円と仮見積の金額をお伝えして、ご了承の上郵送していただきました。

ロジックボード修理事例③ 調査〜修理結果

故障の原因を特定するために調査を開始すると、事前電話の申告通り、ランプオレンジ色に点灯していましたが、一切通電しない状態でした。

水没の場合は緑のカビのようなものが発生しますが、そういったものは全くありません。ロジックボード単体での起動を試みても起動しなかったので、ロジックボードの故障が確定となります。

ほぼコンデンサという部品の故障という状況まで絞り込めたので、どのコンデンサが故障してるかを探します。

不良コンデンサを見つけて、交換を行いましたが起動しない状態が続いたため、他のパーツの故障も確認するためにMacBookを分解したところ、ボード裏側に広範囲の水没が確認できました。

広範囲に渡る水没があった場合、交換対応となる修理ショップがほとんどですが、今回は広範囲の水没ではあるものの可能と判断し、修理を続行しました。

ロジックボードの洗浄後は腐食したパーツを2箇所を交換して、チェック項目にそって動作確認を実施。

全デバイスの動作も正常だったため、無事修理完了です。

ロジックボードを修理する際に信頼できる修理業者を選ぶポイント

ロジックボードを修理する際は、重要なパーツが数多く搭載されており、難易度の高い修理になることも多いため、信頼のできる修理業者を探す必要があります。

スキルが低いお店に修理依頼してしまった場合、再発率が高くなり、再度修理が必要になることもありますので注意してください。

費用をできる限り抑えたい場合は一般の修理ショップの利用がおすすめです。ただし、一般のお店は修理スキルや対応が店舗ごとに大きく異なりますので、一般店での修理を考えている方は次に挙げるポイントを参考にお店を探してみてください。

  • Macの修理を専門で取り扱っている
  • 問い合わせ時に、細かなニュアンスや要望などもしっかりと汲み取り、親身に対応してくれる
  • 最初の段階で概算であっても見積もりを提示してくれる

Mac修理のプロフェッショナル集団「MacLogicRepair」の紹介

「MacLogicRepair」は、5,000以上の修理実績を持つ、Mac修理に特化したお店です。

MacLogicRepairでは、すべての修理を従業員が直接おこなっています。ロジックボードの修理をはじめ、他店ではなかなか受け付けてもらえないような、難しい故障であっても対応可能です。

料金に関しても、自社修理にくわえ無駄なコストを徹底的にカットしているので、他店では簡単に真似できない価格で提供しています。さらに全国どこからでも修理を受け付けています。

Macbookの修理に関する内容であれば、どのような質問でも丁寧に対応いたします。「こんなこと聞いていいのかな?」といった内容でも問題ありませんので、どうぞお気軽にMacLogicRepairにご相談ください。

もちろん相談やお見積もりだけでも大歓迎です。

MacLogicRepairのご案内

ロジックボード修理価格

18,000円~

私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。

まとめ

MacBookのロジックボードは他の部品と比較しても重要な部品なので、何か違和感を感じた場合は、後悔しないためにも早めに対応するのが良いでしょう。

一般の修理業者による修理を検討している方は、ぜひMacLogicRepairでご相談ください。

MacLogicRepairは、5,000件以上の修理実績による高いスキルを備えているため、他店では対応できないような故障であっても直せるケースが多くありますまた、お客様を第一に考えているので、もし修理が必要でないケースであったとしても丁寧にアドバイスをおこないます。

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この記事を書いた人

Macの修理は10年以上、累計5,000件以上のMac製品を修理してきていますので、多くの故障に対応が可能です。特に得意なのは、ロジックボードの修理です。ロジックボードは交換ではなく修理にすることでデータをそのまま残すことが可能です。
お客様の思い入れを大切にしたいという思いで、ロジックボード修理を行っています。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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