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MacBookにコーヒーをこぼした時の対処法!やってはいけないNG行為とは?

「MacBookにコーヒーをこぼしてしまった…」
「MacBookにコーヒーをこぼすと、どんなことが起きる?」

MacBookのような精密機器に液体をこぼしてしまった場合、一瞬の判断がその後の運命を左右することがあります。そのため、MacBookにコーヒーをこぼした時の正しい対処法について詳しく知っておくことが大切です。

この記事では、以下の内容を紹介します。

本記事の内容
  • MacBookにコーヒーをこぼした直後にすべき応急処置
  • 故障を悪化させる絶対にやってはいけないNG行為
  • 自分で対処できない場合の修理先の選び方

この記事を読むことでMacBookに液体をこぼした際の適切な対応について理解が深まります。その結果、MacBookが助かる可能性を高めることができるでしょう。ぜひ、万が一の事態に備えるための参考にしてください。

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私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。

目次

MacBookにコーヒーをこぼした時の5つの応急処置

ここでは、MacBookを故障から守るために、すぐに自分でできる5つの応急処置を紹介します。

  1. 電源を完全にオフにする
  2. 全ての周辺機器を取り外す
  3. 表面の液体を優しく拭き取る
  4. 内部を長時間しっかり乾燥させる
  5. 電源を入れて動作を確認する

落ち着いて一つずつ確実に行うことが、MacBookを救う鍵になります。

①電源を完全にオフにする

まず、MacBookの電源を完全に切ることが最も重要です。

なぜなら、内部が濡れた状態で電気が流れると、大切な部品が壊れる危険性が高いからです。濡れた手で家電を触るのが危険なように、MacBookの内部も水と電気が一緒になるとショートしてしまいます。

安全のため、すぐにシャットダウンするか、電源ボタンを長押しして強制終了してください。

②全ての周辺機器を取り外す

次に、MacBookにつながっている物をすべて抜いてください。

充電ケーブルやUSB機器が接続されたままだと、MacBook本体だけでなく周辺機器まで故障する恐れがあります。

安全のために、充電ケーブルやUSBメモリなど、すべてのポートを空にしましょう。

③表面の液体を優しく拭き取る

周辺機器を取り外したら、本体の表面についた液体を優しく拭き取りましょう。

このとき、ティッシュではなく、吸水性の高いタオルや布を使うのがポイントです。

もしゴシゴシと強く擦ると、キーボードの隙間から液体が中に押し込まれてしまいます。あくまで優しく、表面の水分を吸い取ることを心がけてください。

④内部を長時間しっかり乾燥させる

表面の水分を拭き取ったら、次は内部を乾燥させるために長時間そのままにしておきましょう。

内部に水分が残っていると、部品がサビるなど腐食の原因になるため、焦らずに乾燥させることが大切です。

風通しの良い場所に置き、最低でも半日、できれば丸1日は放置しましょう。

⑤電源を入れて動作を確認する

十分に乾燥させたと判断できたら、MacBookの電源を入れてみましょう。ここで問題なく起動すれば、以前と同じように使える可能性があります。

もし電源がつかない場合は、ACアダプターが故障している可能性もあるので、交換して再度試してみてください。

無事に起動できたとしても、水濡れの影響が残っていることもあります。以下のポイントをチェックしてみましょう。

・ACアダプターの充電ランプは点灯するか
・デスクトップのバッテリー表示は正常か
・キーボードやトラックパッドはすべて反応するか
・WiFiに問題なく接続できるか
・USBなどの周辺機器はきちんと接続できるか

これらの問題はすぐには発生せず、しばらく使ってから不具合が出ることもあります。もし長時間の乾燥をしても本体が起動しないときは、無理せずMac修理の専門店に相談しましょう。

MacBookにコーヒーをこぼした時に現れる主な故障サインとは?

MacBookにコーヒーをこぼすと、以下のような様々な症状が起きる可能性があります。ご自身のMacBookの状態を判断するためにチェックしてみてください。

・キーボードからの入力ができない
・電源ボタンを押しても起動しない
・動作が全体的に遅い
・スピーカーから音が出ない
・画面が真っ暗または表示が乱れる
・本体が異常に熱い
・バッテリーが十分でも突然電源が落ちる
・USBポートが反応しない

これらの症状は、こぼした直後に発生するとは限りません。数時間後、あるいは数日経ってから突然現れることもあります。内部でゆっくりと腐食が進行している可能性があるため、症状が出ていなくても油断は禁物です。

MacBookにコーヒーをこぼした時に良かれと思ってやってしまう3つのNG行為

ここでは、MacBookの状態をかえって悪化させてしまう、危険な3つの行動を紹介します。

  • 【NG行為①】電源を入れる・充電する
  • 【NG行為②】ドライヤーで乾かす
  • 【NG行為③】本体を振る・逆さまにする

良かれと思った行動が、実は故障の直接の原因になることもあるので注意しましょう。

【NG行為①】電源を入れる・充電する

濡れている状態では、絶対に電源を入れたり充電したりしないでください。内部の回路に電気が流れると、ショートして部品が焼けてしまうためです。

一度ショートした部品は元に戻りません。MacBookが完全に乾いたと確信するまでは、電源ボタンに触れないことが重要です。

【NG行為②】ドライヤーで乾かす

早く乾かしたいからといって、ドライヤーを使うのはやめましょう。

温風は、MacBookのキーボードや内部の部品を熱で変形させてしまう危険があります。また、冷風なら安全に思えるかもしれませんが、風の力で液体を内部の奥深くまで広げてしまい、被害を拡大させます。

風通しのよい場所に電源を入れない状態で置き、最低でも1日以上乾燥させてから様子を見るようにしましょう。

【NG行為③】本体を振る・逆さまにする

中の水を出すために本体を振ったり、逆さまにしたりするのもNG行為です。なぜなら、液体がまだ濡れていない場所にまで移動してしまうからです。

液体が広がってしまうと、故障していないエリアにも影響が出る可能性があります。

振ったり逆さにしたりせず、乾燥しやすい場所に置き、水分が広がるのを防ぐことが大切です。

MacBookにコーヒーをこぼした時の修理先3選

自分で対処できない場合は、プロに修理を頼むことになります。依頼先は主に3つです。

  • Apple Store
  • 一般のPC修理店
  • Apple非正規修理店(一般修理店)

どこに頼むかで料金やデータがどうなるかが変わるので、自分に合った場所を選びましょう。

Apple Store

Appleの公式ストアは、修理の安心感が一番のメリットです。純正の部品を使って修理してくれるため、品質は間違いありません。

ただし、水没修理は本体の交換になることが多く、中のデータはすべて消えてしまいます。そのため、バックアップを取っていない人にとっては厳しい選択を迫られることになります。

データを諦めてでも、新品同様に直したい人向けの選択肢です。

一般のPC修理店

街の一般的なパソコン修理店も選択肢の一つです。Apple Storeよりは安く修理できる可能性があります。

しかし、お店によって技術力に大きな差があるのが実情です。水没のような難しい修理は扱っておらず、断られてしまうケースも少なくありません。

簡単な部品交換で直りそうな、軽い故障の場合に向いています。

Apple非正規修理店(一般修理店)

街で「MacBook修理」と掲げているお店の多くが、このApple非正規修理店です。

全国各地に存在するため、お近くですぐに依頼できるのがメリットです。正規店よりも迅速に対応してもらえ、修理価格が抑えられる傾向にあります。

できるだけ安く、そしてデータを消さずにMacBookを修理したいならApple非正規修理店の「MacLogicRepair」にお任せください。

私たちの強みは、データを消さずに修理できる点にあります。故障の原因となっている数ミリ単位の部品だけを特定して修理する技術で、高額な部品交換をせずに済みます。

大切なデータを守りながら、費用も抑えたい方に最もおすすめできる方法です。

MacBookにコーヒーをこぼさないための3つの予防策

MacBookにコーヒーをこぼさないために、今日からできる3つの対策を紹介します。

  • キーボードカバーを活用する
  • スタンドで物理的な距離を保つ
  • 飲み物の置き場所を決める

少しの工夫で、大切なMacBookを故障のリスクから守ることができます。

キーボードカバーを活用する

キーボードカバーをつけるのが簡単で効果的な方法です。

防水タイプのカバーなら、液体がキーボードの隙間から内部へ入るのを防いでくれます。

スマートフォンに保護フィルムを貼るのと同じ感覚です。数百円から数千円の投資で、高額な修理代を防げます。

万が一に備えて、自分のMacBookに合うカバーを探してみましょう。

スタンドで物理的な距離を保つ

スタンドを使ってMacBookを机から少し高い位置に置くのも有効です。

スタンドを使えば、飲み物をこぼしてしまっても、MacBookが濡れるのを防げます。

スタンドを使うと画面の位置が高くなり、勉強や作業をする時の姿勢が良くなるというメリットもあります。高さや角度を調整できるタイプを選ぶと、さらに便利に使えるでしょう。

飲み物の置き場所を決める

飲み物の置き場所に関する習慣を見直すことが大切です。

無意識にMacBookのすぐ隣に飲み物を置いてしまう癖がある場合は、特に注意です。

「飲み物は必ず右手側」「フタ付きのタンブラーを使う」など、自分なりのルールを決めることをおすすめします。

日頃の小さな注意が、MacBookを水没の危険から遠ざけてくれます。

【修理事例】水没したMacBookが基板修理で復活!

広島県のT様より、「ミネラルウォーターをこぼして電源が入らなくなった」というMacBookの修理をご依頼いただきました。

調査の結果、故障箇所は広範囲に水没したロジックボード(基板)のみと判明。他店では通常、高額な基板交換となる深刻な状態でしたが、当店では専門技術を駆使した「基板修理」で対応しました。

修理作業では、まず専用の洗浄剤で基板を丁寧にクリーニング。その後、腐食によって故障していたCPU関連のICチップなど、2箇所の精密部品を特定し、交換しました。

結果、データもそのままで無事に起動し、すべての動作が正常に復旧。お客様にも大変喜んでいただけました。

【今回の修理概要】
・ご依頼内容:水没による起動不良
・修理内容:ロジックボードの洗浄および部品交換
・修理費用:28,800円+往復送料(約3,000円)
・作業時間:約4時間

他店で高額な見積もりとなるケースでも、基板修理なら費用を抑えてデータを守れる可能性があります。お困りの際はぜひ「MacLogicRepair」にご相談ください。

今回の修理事例をより詳しく知りたい方は、「液体が混入してしまったMacBookAirの修理」をご覧ください。

MacBookにコーヒーをこぼした時は「MacLogicRepair」にお任せください

今回は、大切なMacBookにコーヒーなどの飲み物をこぼしてしまった時の、正しい対処法について詳しく解説しました。万が一の時に慌てずに対応することが、MacBookを守るためにはとても重要です。

もし液体をこぼしてしまったら、まずは落ち着いて電源を切りましょう。正しい応急処置をしたら、専門家へ相談することも大切です。

「自分で対処するのが怖い」「すでに故障のサインが出ていてどうしたらいいのかわからない」という場合は、MacLogicRepairにお任せください。

MacLogicRepairは、Mac修理の専門店です。これまでに5,000件以上の修理を行っております。また、データを保持したまま、低コストで修理が可能な点も魅力のひとつです。

ご相談や見積もりは無料ですので、MacBookの修理をお考えの方は、ぜひ一度MacLogicRepairまでお問い合わせください。

MacLogicRepairのご案内

水没修理対応

25,000円~45,000円

私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。

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この記事を書いた人

Macの修理は10年以上、累計5,000件以上のMac製品を修理してきていますので、多くの故障に対応が可能です。特に得意なのは、ロジックボードの修理です。ロジックボードは交換ではなく修理にすることでデータをそのまま残すことが可能です。
お客様の思い入れを大切にしたいという思いで、ロジックボード修理を行っています。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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