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(木/日定休)
「MacOSをアップデートしたら、Macbookが起動しない…」
「Macbookの中のデータ、消えたりしないかな?」
MacOSのアップデート後にMacが起動しないトラブルは、焦って対処すると状況を悪化させてしまうことがあります。そのため、MacOSアップデート後に起動しない時の正しい対処法について詳しく知っておくことが大切です。
この記事では、以下の内容を紹介します。
この記事を読むことでアップデート後にMacが起動しない問題への適切な対応について理解が深まります。その結果、慌てず冷静に対処し、大切なデータを守れる可能性を高めることができるようになるでしょう。
Macが起動しない時の正しい知識について知ることで、万が一の事態に備えるための参考にしてください。
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私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。
本格的な対処法を試す前に、見落としがちな基本的なポイントを確認し、ご自身のMacの状態を正確に把握しましょう。
それぞれについて見ていきます。
まず、お使いのMacに搭載されているチップの種類を確認してください。2020年以降に発売されたMacの多くはApple自社製の「Apple Silicon(M1, M2, M3など)」を搭載しており、それ以前は「Intel」製のCPUが使われています。
チップの種類によって、この後紹介する対処法の操作方法が大きく異なります。
もしMacが起動していたら、「このMacについて」から確認できますが、起動しない場合はMacのモデル名(例:MacBook Air (M1, 2020))で検索してご確認ください。
電源ボタンを押しても画面が真っ暗なままの場合、実はMacは起動しているのに画面の表示だけがオフになっている可能性があります。
まずは、キーボードのF2キー(またはTouch Barの輝度ボタン)を何度か押して、画面の明るさを上げてみてください。
輝度をあげても画面が見えない場合、次は起動音を確認しましょう。電源ボタンを押した際に、ファンが回る音や起動音が聞こえるか確認しましょう。音が聞こえるなら、電源系統ではなくディスプレイの問題かもしれません。
Macがどの画面で停止しているかによって、考えられる原因がある程度わかります。
【リンゴマークやプログレスバーから進まない場合】
MacOSを読み込もうとしていますが、システムの重要な部分で問題が起きている状態です。
【「?」マークがついたフォルダが表示される場合】
Macが起動に必要なMacOSを見つけられない状態です。起動ディスクに問題がある可能性が高いです。
【画面が真っ暗なままで何も表示されない場合】
電源ユニットやロジックボード、ディスプレイなど、ハードウェア(物理的な部品)の問題が考えられます。
このように、表示されている画面の状態によって考えられる原因が変わるため、事前に確認しておきましょう。
ここでは、MacOSアップデート後に起動しなくなった時、自分でできる対処法を6つ紹介します。
簡単なものから順番に解説しますので、落ち着いて一つずつ試してみてください。
まず最初に、電源ケーブルとMacにつながっている機器を確認しましょう。電源がしっかりささっていなかったり、周辺機器が邪魔をしていたりすることが原因の場合があるためです。
USBメモリや外付けドライブなどをすべて外してから、もう一度起動するか試してみてください。
電源を確認しても問題ない場合は、Macを強制的に再起動させてみましょう。
一時的なシステムのフリーズが原因であれば、この操作だけで問題が解決することがあります。
強制再起動の方法は、電源ボタンを画面が真っ暗になるまで10秒ほど長押しするだけです。数秒待ってからもう一度電源を入れてみましょう。
セーフモードは、Macを必要最低限の機能だけで起動させる診断モードです。セーフモードで起動できれば、後からインストールしたアプリなどが原因の可能性があります。
【Intel Macの場合】
①Macの電源を入れ、すぐに「Shiftキー」を長押しします。
②ログインウインドウが表示されたら「Shiftキー」を放します。
【Apple Silicon Macの場合】
①Macがシステム終了している状態で、電源ボタンを長押しし続けます。
②「起動オプションを読み込み中」と表示されたら電源ボタンを放します。
③起動ディスクを選択し、「Shiftキー」を押しながら「セーフモードで続ける」をクリックします。
ご自身のMacbookの種類に合わせて、正しい手順でセーフモードを試してみてください。
PRAM(またはNVRAM)は、音量や画面解像度、起動ディスクの選択などの設定情報を記憶しているメモリです。PRAM(NVRAM)の情報が破損すると起動に失敗することがあります。
【Intel Macの場合】
①Macの電源を完全に切ります。
②電源を入れ、すぐに「Option + Command + P + R」の4つのキーを同時に長押しします。
③約20秒後、または2回目の起動音が鳴ったらキーを放します。
ただし、この方法はIntel Macでのみ有効です。お持ちのMacbookのチップの種類が「Intel」と「Apple Silicon」のどちらなのか、あらかじめ確認しておきましょう。
SMC(システム管理コントローラ)は、電源、バッテリー、ファンなどを管理しています。電源関連のトラブルは、SMCリセットで改善される場合があります。
【Intel Macの場合】
①Macの電源を完全に切ります。
②「Shift + Control + Option」の3つのキーと、電源ボタンを同時に10秒間長押しします。
③すべてのキーを放し、Macの電源を入れます。
ただし、この操作はIntel Macでのみ有効なため、ご自身のMacbookを確認してから行うようにしてください。
「Apple Diagnostics」とは、Macに内蔵されている自己診断ツールで、ハードウェアに問題がないかを確認できます。
【Intel Macの場合】
①Macの電源を入れ、すぐに「Dキー」を長押しします。
②言語選択画面が表示されたらキーを放し、診断が始まるのを待ちます。
【Apple Silicon Macの場合】
①Macの電源を入れ、電源ボタンを長押しし続けます。
②起動オプションウインドウが表示されたら電源ボタンを放します。
③「Command (⌘) + Dキー」を長押しします。
Macbookのチップの種類に合わせて、対処してみてください。
基本的な対処法で解決しない場合は、Macに用意されている特別な修理モード「MacOS復旧モード」を使います。
まず、お使いのMacの種類に合わせて、正しい方法でMacOS復旧モードを起動させましょう。
【Intel Macの場合】
電源を入れ、すぐに「Command (⌘) + Rキー」を押し続けます。
【Apple Silicon Macの場合】
電源ボタンを長押しし続け、「起動オプションを読み込み中」と表示されたらボタンを放し、「オプション」という歯車のアイコンをクリックします。
「MacOS復旧モード」の起動すると、いくつかの選択肢が表示されます。主な機能は以下の通りです。
【ディスクの健康診断と治療(First Aid)】
MacOS復旧モードのウインドウから「ディスクユーティリティ」を選ぶと、Macの内蔵ディスク(SSD)にエラーがないかをチェックできます。「First Aid」という機能は、人間でいう健康診断と治療のようなもので、見つかった簡単なエラーを自動で修復してくれます。
【時間を巻き戻す(Time Machine)】
もし普段から「Time Machine」という機能でバックアップを取っていれば、この画面からアップデート前の正常な状態にMacを丸ごと復元できます。大切なデータを失わずに済む、最も確実な方法の一つです。
ただし、手順を間違えるとデータを失う可能性もあるため、「MacOS復旧モード」の操作は慎重に行ってください。
普段の作業では問題なくても、アップデートのような大きな負荷がかかった時に、もともと少し弱っていた部品が限界を迎えてしまうことがあります。
【内蔵ストレージ(SSD)の故障】
アップデート中の激しいデータの読み書きに耐えられず、SSD自体が物理的に壊れてしまうケースです。
【ロジックボード(基板)の故障】
アップデート時の高熱などが原因で、マザーボードであるロジックボード上の小さなチップや回路が破損してしまうケースです。
MacOSアップデートは、人間に例えると「大手術」を行うようなものです。MacOSのアップデート中は、OSの心臓部である「カーネル」や、各部品を動かすための設計図「ドライバー」など、無数の重要データが書き換えられます。
この作業中、Macの頭脳であるCPUはフル回転し、高熱を発します。同時に、データを保存するストレージ(SSD)も休むことなく、大量の情報を読み書きし続けるのです。
このようなハードウェアの故障は、残念ながら自力での解決が困難です。Appleストアの修理店に連絡するか、Mac専門の修理業者に相談しましょう。
今後のアップデートで同じ問題に悩まされないために、安全にアップデートを行うための準備リストを紹介します。
✓ アップデート前に必ずTime Machineでバックアップを取る
これが最も重要です。Time Machineなどを使ってバックアップがあれば、何かあってもデータと環境を元に戻せます。
✓ ストレージの空き容量を十分に確保する(最低50GBが目安)
アップデートには大きなファイルが必要なため、最低でも50GBほどの空き容量があると安心です。容量不足は失敗の大きな原因になります。
✓ 安定したWi-Fi環境を用意する
アップデートの途中でインターネット接続が切れると、システムが破損する危険があります。安定した環境で行いましょう。
✓ 事前に主要なアプリの互換性を確認する
自分が使っている大事なアプリが、新しいMacOSに対応しているか、事前に公式サイトなどで確認しておくと安心です。
MacOSアップデート前は、これらのチェックリストを忘れずに実行しましょう。
ハードウェアの故障が疑われる場合、専門家による修理が必要です。AppleストアとMac修理のプロ「MacLogicRepair」の違いを以下にまとめました。
修理先 | データ | 修理方法 | 料金 |
Appleストア | 初期化(すべて消去)されるケースが多い | 故障している部品を丸ごと交換 | 高額になる傾向がある |
MacLogicRepair | データを最優先で保護 | 故障箇所のみを特定・修復 | 費用を抑えられる可能性が高い |
Appleストアの修理では、データを保存している部品ごと交換することが多いため、データは残りません。
一方、MacLogicRepairでは、データが保存されている領域には触れず、故障した数ミリ単位のチップのみを交換する「基板修理」を行います。この技術により、大切なデータを守りながら、Macを復旧させることが可能です。
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今回は、MacOSのアップデート後にMacが起動しなくなった際の、正しい対処法について詳しく解説しました。万が一の時に慌てずに対応することが、Macとデータを守るためにはとても重要です。
まずは周辺機器を外し、セーフモードや各種リセットなど、この記事で紹介した安全な対処法を順番に試してみてください。しかし、何を試しても改善しない場合は、アップデートが引き金となったハードウェア故障の可能性が高いです。
ご自身での操作が不安な場合や、自力で解決しない場合は、無理に操作を続けると状態を悪化させる危険があります。大切なMacbookのデータをそのまま残して修理したいなら、ぜひ「MacLogicRepair」にご相談ください。
MacLogicRepairでは、すべての修理を自社で完結させることで、高品質ながらもリーズナブルな料金を実現しました。また、日本全国どこにお住まいでも、データを消さずにMacを復活させるMacLogicRepaiのサービスをご利用いただけます。
MacOSアップデート後の起動不良といったトラブルも、まずはお気軽にお問い合わせください。
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Macの修理は10年以上、累計5,000件以上のMac製品を修理してきていますので、多くの故障に対応が可能です。特に得意なのは、ロジックボードの修理です。ロジックボードは交換ではなく修理にすることでデータをそのまま残すことが可能です。
お客様の思い入れを大切にしたいという思いで、ロジックボード修理を行っています。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7丁目18-16 トーシンハイム新宿 606