ロジックボードの修理 MacBookPro 2019年モデル
本記事の内容まとめ
- ご相談事項
- Appleストアでロジックボード交換で14万円程度かかると伝えられた
- ロジックボード交換でデータがなくなるのを避けたいので何とか修理できないか
- 作業時間:2時間
- 事前提示金額:36,800円~40,800円
- 修理費用:39,800円
- 修理内容:ロジックボード電源回路修理
ロジックボードの修理事例(東京都、Y様からのご依頼)
今回は東京都にお住まいのY様からのロジックボード修理に関してのご相談でした。いつも通り、事前見積もりにて費用などをお伝えして、ご了承いただき修理対応を行いました。
結果的に費用も大幅に抑えることができ、ご希望だったデータの保全もできたのでご満足いただける修理ケースでした。
ロジックボード修理価格
18,000円~
私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。
分解と調査
まずは状態の確認。
USB-Cアダプタを挿し込むと、通常だと20Vの出力がある所、5Vしか出力されていない状態でした。この場合、ほぼほぼ間違いなくロジックボードの故障と断定されます。
分解して確認してみましたが、水の跡などは全くなく、綺麗な状態でした。
原因の調査と修理
実はロジックボードの故障では無く、トラックパッドや電源ボタンが故障していて、起動しない場合があります。
今回は、ロジックボードのみでの起動を試みても起動しませんので、ボードの故障が確定となります。
自然故障の場合は、大体の場合コンデンサという部品の故障となります。いつもの如く、故障したコンデンサを探していきます。
各種電圧をチェックしてみた所、案の定コンデンサが故障しているとの診断となりました。
ロジックボード上にコンデンサは大量に実装されていますので、どのコンデンサが故障しているか、様々な方法で探していきます。
今回の原因はコイツでした。
何となくカビっぽくなっており、見た目でも故障しているような感じがしますよね?
実はこのモデルの、この箇所にあるコンデンサ、かなり故障率が高く、狙っているのかと思うくらい壊れます。
これまでも同様のコンデンサが壊れている事が何度もあり、「またコイツか…。」となってしまう程よくあります。
原因が分かったので、不良コンデンサを交換します。
コンデンサを新品へと交換しました。当店は、国産の新品コンデンサと交換するため、同箇所での故障の再発率が非常に低くなるのが特徴です。
同じボードの同じ場所から部品を調達して、付け替える業者さんもいますが、元が故障が多い箇所の部品ですので、その場合交換後に同じように壊れてしまう・・・といった可能性が上がります。
そのため、当店では頑丈な日本産のコンデンサへと交換を行っています。
動作確認とテスト作業
起動はもちろんの事、分解していますので、音がでるか、USBが認識するか等、動作に異常が無いかをチェックしていきます。
我々も人間ですので、組み立て時にたまにケーブルを差し忘れたりしちゃうんです。
その為、地味ですがこの確認作業はとても大切な作業なんです。
お客様の元に届いた後でトラブルがあるとご迷惑をおかけしてしまいますので、ここは手を抜かず毎回厳しいチェック項目にそってチェックしていきます。
今回はこれ以上の不具合も無く、これにて修理完了となりました!
今回かかった時間と料金
今回の作業は2時間程でした。2016年以降のモデルは、ネジが多くなっており、分解するだけでも時間がかかってしまいます。
探す時間もありますが、実際のコンデンサ交換だけであれば1~2分で終わる作業なんですけどね(笑)
今回実際かかった費用ですが、
ロジックボード電源回路修理費用…39,800円
となりました。宅配修理の場合は、ここに送料がかかるのですが、今回はお持ち込みいただきましたので、修理代金のみです。
今回の修理のように、突然起動しなくなってしまった・電源を押しても一切の反応が無い等の症状が出てしまった方は、是非当店にご相談ください。
もちろん、お見積もりやご相談だけでも大歓迎です! スタッフ一同心よりお待ちしております!!
ロジックボード修理価格
18,000円~
私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。