Macの充電ができない場合の修理費用は?原因や対応も解説
「Macが充電できなくなってしまったので修理したいけど料金がどれぐらい必要か気になる」
「充電ができない場合、自分でできることはないか知りたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、Macの充電ができない場合の修理費用や充電ができない原因、自分でもできる対応方法などについて解説します。記事を読むことでMacの充電ができない状態に適切に対処できますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
バッテリー交換価格
11,000円+部品代(10,000~20,000円ほど)
私たち、MacLogicRepair(マック・ロジック・リペア)は、Mac修理のプロフェッショナル集団です。基板の修理を得意とし、他店では実現不可能な低価格でのMac修理を提供しています。どんなことでもご相談ください。解決への近道をご提案いたします。
Macの充電ができなくなる6つの原因
Macの充電ができなくなる主な原因として、次に挙げる6つが考えられます。
- コンセント・アダプタなどの電源の接続不良
- 充電関連の故障・破損
- バッテリー切れ
- Mac本体のオーバーヒート
- システムのトラブル
- ロジックボードの故障
それぞれどのような原因なのか詳しくみてみましょう。
コンセント・アダプタなど電源の接続不良
1つ目の原因はコンセントやアダプタの接続不良です。
コンセント・アダプターが原因で充電できない場合、次のようなことが考えられます。
- コンセント・アダプタがしっかりと差し込めていない
- コンセント・アダプタに汚れやほこりが付着している
- 冷蔵庫や安全抵抗付ライトなどと同じコンセントを使用している
冷蔵庫や安全抵抗がついているライトなどと同じコンセントを使用している場合、ラインノイズと呼ばれる電磁波障害が発生する場合があります。ラインノイズが発生すると充電がうまくできません。
充電機器関連の接続不良
2つ目の原因は充電ケーブルや接続ポートの接続不良です。
充電機器関連が原因で充電できない場合、次のような事態が考えられます。
- 充電ケーブルがしっかりと接続できていない
- 充電ケーブルの断線
- 充電ポートの破損
- 互換性のない充電ケーブルを使用している
充電ケーブルや充電ポートが破損していると、うまく充電できない可能性が高くなるうえ、発火するリスクも生じるため大変危険です。
また、Macは機種やモデルによって充電ケーブルやアダプタは異なります。そのため、お使いのMacに合わないケーブルやアダプタを使っている場合、充電がうまくいかないだけでなく故障が発生する、といった事態につながるので注意が必要です。
バッテリー切れ
3つ目の原因はバッテリー切れによるものです。
Macのバッテリーが切れてしまった場合、バッテリーを新しいものに交換しなければ充電できなくなります。
バッテリーの寿命は充放電約1,000回分といわれており、期間でいうと約4年ほどです。そのため、それなりの頻度でMacを使用して4年以上経過している場合はバッテリー切れの可能性があります。
システムのトラブル
4つ目の原因はシステムのトラブルによるものです。
Macのバッテリーはシステムで管理されています。そのため、バッテリーそのものに問題がなくてもシステムが管理するバッテリー情報になんらかのトラブルが発生した場合、充電されなくなる可能性があります。
Mac本体のオーバーヒート
5つ目の原因はMac本体のオーバーヒートによるものです。
Macは長時間使用や周辺の温度などの影響で過熱した場合、損傷防止のために充電できなくなる場合があります。
ロジックボードの故障
6つ目の原因はロジックボードの故障によるものです。
ロジックボードは、CPUやメモリなどMacを構成する主要な部品が多く組み込まれている基板のことを指し、この基板には充電を管理する回路も組み込まれています。
そのため、ロジックボードが水没や衝撃などの理由で故障した場合、充電ができなくなる可能性があります。
Macの充電ができなくなった場合に自分でできる対処法
Macの充電ができなくなった場合でも次に挙げる方法をすれば、修理に出さなくても改善する可能性があります。
- 再起動・ソフトウェアアップデートする
- 電源を外して30秒ほどおく
- アダプターや充電ケーブルの交換
- Mac本体を冷ます
紹介する方法は、自分で簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてください。下記の内容を実施しても症状が改善されない場合は専門業者への依頼を検討しましょう。
再起動・ソフトウェアアップデートする
原因がシステム上のトラブルであった場合、再起動によって改善する可能性があります。
また、OSが古いバージョンであった場合、システムの不具合が発生し充電できなくなるケースがあります。そのため古いバージョンのままMacを使用している方はソフトウェアアップデートを実施してみてください。
電源を外して30秒ほどおく
ラインノイズが原因でMacの充電ができない場合、一度アダプターをコンセントから外し、30秒後に再び差し込むことで充電ができる可能性があります。
しかし、冷蔵庫や安全抵抗付ライトなどと同じコンセントを使用し続けると、再度ラインノイズによって充電できなくなる可能性もあります。
ラインノイズを発生させないためにも、可能であれば冷蔵庫や安全抵抗付ライトを使用しているものとは別のコンセントを使用するようにしましょう。
アダプターや充電ケーブルの交換
アダプターや充電ケーブルの故障や断線が原因であれば、それらを交換することで改善できる可能性があります。
ただし、上述したようにMacの機種によってアダプタや充電ケーブルは異なり、組み合わせによっては故障の原因にもなります。そのため、機種本来のアダプタや充電ケーブルを交換する際は、お使いのMacに適しているのか事前に確認するようにしましょう。
Mac本体を冷ます
Macのオーバーヒートによって充電ができない場合は、本体を冷ますことで再び充電できるようになる可能性があります。
本体を冷ます場合は周辺機器やアダプター、ケーブルなどをすべて取り外したうえで、そのまま放置してください。
また、頻繁にオーバーヒートが発生する場合は、温度が高くなりやすい環境でMacを使用していることが考えられますので、使用場所を変えたり、日光があたらないようずらしたりするのも1つの方法です。
Macの充電ができない場合の修理は自分でできる?
再起動や充電ケーブルの交換などをおこなっても充電ができない場合、Macの修理が必要である可能性が高いです。
Macの故障を修理する場合、Appleや修理業者へ依頼するのが一般的ですが「修理料金が高くなりそうなので難しくなければ自分でやりたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
ここでは「バッテリー交換」「ロジックボードの修理」について自分で実施できるのかについて解説します。
バッテリーの交換
Macのバッテリー交換は特殊なドライバーをはじめ、必要な道具を揃えれば自分でおこなうことは可能です。
しかし、自身で修理をする場合、さまざまなデメリットが発生することも知っておく必要があります。
まず、自身で修理をおこなった時点で、Appleのサポートは受けられなくなる可能性が高いです。そのため、万が一修理に失敗してしまった場合、通常のバッテリー交換以上の金額がかかることにもなりかねません。
また、2018年以降のMacは、2017年以前のモデルより構造が複雑になっているため、バッテリー交換にも一定以上の技術が必要です。くわえてバッテリー交換後にAppleのツールを用いた登録更新もしなければならず、負担の大きい作業となっています。
このようなデメリットを考えると、よほど機械をさわるのに慣れている方以外は、専門の業者に修理をしてもらうのがおすすめです。
ロジックボードの修理
ロジックボードの修理を自分でおこなうのは、基本的にはおすすめできません。
ロジックボードには、細かいパーツが所狭しと搭載されています。そのため、適切に修理をおこなうためには高い技術が必要です。また、修理をおこなう際に特殊な道具やパーツが必要になることも少なくありません。
もしロジックボードの修理に失敗してしまった場合、通電によって発火してしまう可能性もあります。これらのことからロジックボードを修理する場合は専門業者への依頼がおすすめです。
Mac修理のプロフェッショナル「MacLogicRepair」の紹介
MacLogicRepairは、5,000件以上の修理実績を持つ、Mac修理に特化したショップです。
MacLogicRepairでは、すべての修理を従業員が直接おこなっています。特に基板の修理を得意としており、故障状況にもよりますが他店では交換対応となるような故障であっても、修理にて対応可能です。
料金に関しても、自社修理にくわえ無駄なコストを徹底的にカットしているので、他店では簡単に真似できない価格で提供しています。さらに全国どこからでも修理を受け付けています。
また、お客様のプライバシーにも配慮しており、お客様のデータを無断で閲覧はいたしません。修理においてデータ閲覧が必要であっても必ず事前に確認し、了承をいただいたうえで閲覧いたします。
Macの修理に関する内容であれば、どのような質問でも丁寧に対応いたしますので「こんなこと聞いていいのかな?」とお悩みの方は、どうぞお気軽にMacLogicRepairにご相談ください。もちろん相談や見積もりだけでも大歓迎です。
修理費用
こちらは、MacLogicRepairにおいて充電ができない状態を修理する際の料金です。Macの修理をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
修理内容 | 修理料金 |
バッテリー交換 | 11,000円+部品代(10,000~20,000円ほど) |
ロジックボード修理(2015年以前のモデル) | 29,000円 |
ロジックボード修理(2016年以降のモデル) | 39,000円 |
MacLogicRepairであった充電ができない状態の修理事例
MacLogicRepairで実際にご依頼のあった修理事例を紹介します。実際にどのような流れで修理がおこなわれているかが確認できますので参考にしてください。
症状 | 突然充電ができなくなった |
故障原因 | 水没 |
修理内容 | ・コンデンサの交換 ・チップ抵抗の交換 |
見積金額 | 25,800円~33,800円 |
実際の修理費用 | 28,800円+往復送料(約2,800円) |
依頼内容
新潟県にお住まいのW様より、Macを使用中に突然充電しなくなってしまったので修理してほしいとのご依頼。
詳細を伺い「25,800円~33,800円」ほどの料金になる事を伝え、W様の意向を確認。W様より了承をいただいたので修理を開始しました。
状態の確認
はじめに状態の確認するためアダプタをつないだところ、オレンジに点灯はするもののMacOS上は「充電されていません」と表示される状態であることが確認できました。
次にバッテリーを仮交換するが充電されないため、ロジックボードの故障と判断します。
原因の調査・特定
ロジックボードを取り外し、原因の調査を開始。
目視で確認したところ、ロジックボード裏側にわずかではあるが水没跡を発見。水没箇所が充電を管理する回路であったため、この水没が故障の原因であると特定。
修理の実施・最終チェック
原因特定後は修理の実施です。
まず、先ほど発見した水没跡と、別にテスターを使用して発見した不良箇所にあったチップの除去。はんだ付けに必要な薬品であるフラックスを塗布後、不良チップ(コンデンサ・チップ抵抗)を交換しました。
チップ交換後は、テスターを用いて各数値や電気は正常に通っているかなどの詳細を確認。特に問題はなかったため修理はひとまず終了。
最後は症状が改善されているかの動作確認とその他不具合がないかの最終チェックを実施。今回のケースでは無事に充電ができており充電速度などにも問題なく、その他も問題がなかったため、この時点で全行程が完了。
「充電しないMacの修理」では、より詳しい状況や修理画像なども確認できますので、修理依頼を考えている方はぜひ参考にしてください。
まとめ
Macの充電ができなくなる原因にはさまざまなものがありますが、症状によっては再起動やMac本体を冷ます、などの簡単な対応で改善する場合もあります。
しかし、原因がバッテリー切れやロジックボードの故障であった場合、Mac本体を修理しなければなりません。
機械をさわるのに慣れている方であれば、自分で修理することも不可能でありません。しかし、自分で修理を実施するといくつかのデメリットも発生するので、基本的にはAppleや修理業者へ依頼をだすのがおすすめです。
MacLogicRepairは5,000件以上の修理実績を持つMac専門の修理業者です。
バッテリー交換はもちろん、高い技術を要するロジックボードの修理も可能で、他社であれば修理不可能な内容であっても対応可能なケースも少なくありません。
料金に関しても、高い技術力と徹底的な無駄の削減によって、他社では簡単にだせない料金でサービスを提供しています。また、故障を確認した結果、見積もり以上の金額が必要な事態となっても必ず確認をとるため「いきなり見積もり以上の金額が請求された」といったことにはならず安心してご利用いただけます。
Macの修理に関する内容であれば、どのような質問でも丁寧に対応いたしますので「こんなこと聞いていいのかな?」とお悩みの方は、どうぞお気軽にMacLogicRepairにご相談ください。もちろん相談やお見積りだけでも大歓迎です。